知らん間に借金まみれの養子?!

〜養子縁組でブラックリスト破りを重ねた夫婦〜


借金漬けになっても姓を変えたら真っさらに

日常の中で戸籍謄本が必要になる機会ってのは、

そう多くないやろ。

M夫婦(当時40代後半)の詐欺がなかなか発覚せんかったのは、

そのへんの事が理由や。

 

 

M夫婦は勝手に養子縁組を繰り返しては姓を変え、

カードやらローンで金を引き出しとった。

 

 

福岡県H署の調べやと、銀行、信販会社、サラ金とかで

約2000万円のコゲツキが判明しとる。

 

 

 

姓を変える理由は簡単や。

 

ブラックリストに名前が載ったらクレジットカードの審査は通らへんし、

サラ金で借金することもできへん

 

 

普通やったらそれで万事休すてなるところやが、

M夫婦の場合は違ったんや。

 

 

M夫婦は養子縁組で真っさらな名前を手に入れて、

その度に金をつくっとった。

 

昭和63年には、

有印文書偽造・行使、公正証書原本不実記載・行使、詐欺

の疑いで指名手配されとる。

 

 

わずか4日間で解消したスピード離縁もあり

M夫婦が養子縁組をした相手は福岡県の親類が多かったんやが、

驚くべきことに、赤の他人も含まれとったんや。

 

しかも、山口県やら福島県に住む人もおった。

実際には、判明しとる数倍の被害額があるとも囁かれたほどや。

 

 

彼らの悪運が尽きたんは、昭和63年2月のことや。

 

 

ある親類が区役所で自分の戸籍謄本をとってみたら、

昭和59年に心当たりのない養子縁組をしたって書かれとった。

 

 

M夫婦の行方もわからんから、

不審に思って警察に届けを出したんや。

 

 

そこで捜査線上に浮かび上がってきたんが、

M夫婦の詐欺事件やった。

 

彼らが初めて養子縁組したんは、昭和58年11月

 

それから1ヶ月で、3回も入籍と除籍を繰り返ししとって、

ヒドイときには4日間で縁組解消しとった。

 

 

さらに、その後は「複数縁組制度」を発見したらしく、

同時に3人と縁組しとる事もあった。

 

 

およそ4年間で8人もの戸籍を汚して歩いとったんや。

 

 

 

こんなことができた理由は、

当事者のどっちかが書式揃えて届けたら受理されるからや。

 

 

知らんうちに金を作る方便として養父母ができとるかも知れん

ってことやから、めっちゃコワイ話やろ?


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