大型家電量販店で発行されとる「ポイント還元カード」
ゆうものを知ってはるやろか。
こら,購入金額の1割程度がポイントとして貯まり、
次回,そのポイント分だけ買い物できるサービスのこと。
たとえばやなあ20万円のパソコンを購入したら、
次はその1割=2万円分の商品がタダで手に入るゆうワケや。
以前、X電気でバイトをしとった人物に、
このポイントカードに関する興味深い話を耳にしたちゅうわけや。
「レジやカードを統括するPOSに重大な欠陥があるんや。」
ちゅうことを聞いたんや。
その人物によれば、通常、カードのポイントは
つこうた時点でチャラになるが、X電気の場合、
カードを利用した直後の一定時間、
POSがポイントを引かれたことを認識せんらしい。
タイムラグは混雑状況で変り、
年末や週末やらなんやらは2〜3時間程度も続くゆう。
要はこの話、その時間内やったら,貯まったポイントで、
なんぼでも商品を購入できるゆうわけや。
にわかには信じたがいが、
ちょうどノートパソコンの購入を考えとる
ちゅう人物に話をしたんや
ウソかホントか試してみようと直ぐにのってきた。
場所は近くのX店と定めたわけや。
まずは25万円のSONYバイオを現金で購入、
25pt=2万5千円分をカードに貯めるちゅうわけや。
翌日改めて店に出向き(当日はつかえへん)
今度はカードで2万3千円のプリンターを入手するわけや。
この時点で残りは2pt、2千円や。
タイムラグがどれほどあるんか定かやないが、
なんぼなんでも30分は猶予ありと見たい。
大急ぎで隣町のM店へ車を走らせたんや。
万が一を考え別の店を選んや。
M店に着いたのが15分後。
一刻もはよ目当ての商品を手にしたい気持ちを抑え、
平静を装いながら、1万6千円のパソコンソフトを手にレジへ。
むろん、カードを差し出すことも忘れへん。
「ウチのポイントの方は利用しはりますか」
「はい、お願いします」
さーどないなる?本来やったら、ポイントカードの残りは2千円分。
残りの1万4千円は現金で支払わなならへんはずやけど・・・・・。
不安を余所に、なんら変らぬ素振りで
カードを機会に通す店員。
ほんで、「お客様。代金は必要ございまへんさかい。
まいどえらいおおきに。」
ごっつうあっけへん。やっぱり話はホンマやったんや。
一定時間内やったら何度も買い物できる
魔法のポイントカード。
理論上は、この調子で3度4度のタダ買いも可能なはずやけど、
まだ怖うて手は出しておらへん。
今はどうなっているか、最近は試していない為、不明である
という人物に話をした。