●生保の株式会社化で小遣い稼ぎ

かなり信憑性のある情報なのですが、ガセ情報です。生保営業担当者に
この手の話を持ち出されたたら要注意

■その?(10/24)  ■その?(10/31)

■その?(10/24)

中堅生保・T陽生命はD同生命と持ち株会社を作って経営統合を進めており、それに向けて来年4月をメドに株式会社化することが正式決定されておるんや。これを伝えるニュースの中で「組織変更により、保険契約者に対しては、加入している有配当契約が同社の資産形成に貢献した度合いに応じて組織変更後の新会社の株式が割り当てられる。

この貢献した度合いや株式割り当て計算の対象となる保険契約や保険契約者を確定するための基準日(補償基準日)を2002年3月31日とする」とも報道されていたことをご存じの方もいると思う。

この 「株式割り当て計算の対象となる保険契約や保険契約者」の 条件については公表されておらへんけど、概ね次の通りとなっておるんや。

1.保険期間20〜30年、保険金額3千万円程度が一株の目安。

2.入院特約が付いている(必須)。

3.積み立て保険は対象外。

第一のポイントは計算基準が3月31日現在の契約における保険期間の長短、保険金額の大小、入院特約の有無となっており、経過期間(契約してから3月31日までの期間)は全く関係ないという点や。

つまり、契約して1回目の保険料が払済みとなっている状態で3月 31日をかわせば、4月になって解約したり失効しても問題ないということやな。

補足:
第一のポイントは計算基準が3月31日現在の契約における保険期間の長短、保険金額の大小、入院特約の有無となっており、経過期間(契約してから3月31日までの期間)は全く関係ないという点です。株の配当に一番関係あるのは、基準日までの、累積保険料つまり、いままで掛けてきた、掛け金の合計額です。つまり、契約して1回目の保険料が払済みとなっている状態で3月31日をかわせば、4月になって解約したり失効しても問題ないということです。

つづく

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■その?(10/31)

第二のポイントは一株未満の端株は現金で支給される点。株券で貰
ってしまうと来年4月に上場されるまでは思うように現金化出来な
いので手っ取り早く現金を手にしたい人は契約者を家族に分散する
などして複数の端株とするのがベストでしょう。

T陽生命と経営統合を進めているD同生命は去年株式会社化を決定
し、この4月に上場される予定となっており、一株(一口)約30
万円となる見通しとか。経営統合する同士ですので、T陽生命もそ
の辺になる筈です。

以上の点を踏まえると、3月中に2000〜2500万程度の終身
保険(当然入院特約付き。金額もマックスにしておく)を契約して
1回目の保険料を支払い、4月になったら解約する(もしくは引き
落とし口座を2ヶ月間カラにしておいて自動的に失効させる)と、
保険料一回分1〜2万円の支払で配当金20〜22万円をゲットす
ることとなり、差引約20万円の利益(現金)が手元に残る計算に
なります(割り当ては7月頃の予定)。

勿論1億円の終身保険にして同様の手順を踏めば利益は70〜80
万円となる計算にはなりますが、3千万以上の保険は審査などが厳
しくなるので一般人にはハードルが高い(会社経営者や自営業者で
あればすんなり行く筈)という事と、前述のとおり株券で貰うこと
になるので来年4月に上場されるまで現金化が難しくなるのと、上
場後値下がりするリスクもある点がネックになる筈です。

いずれにしても3月中の契約と1回目の保険料払い込みが条件とな
るのでお忘れ無く。

生保会社が株式会社化されるのは今回のT陽生命とD同生命が初めて
らしいですが、金融ビックバン、業界再編の流れの中で今後も同様
のケースが出てくることは十分考えられますので、生保関係のニ
ュースは要チェックということでしょう


(詐欺まがいの方法で保険金を引き出すよりも遙かに安全・確実で
す)。

補足:
第二のポイントは一株未満の端株は現金で支給される点。株券で貰 ってしまうと来年4月に上場されるまでは思うように現金化出来な いので手っ取り早く現金を手にしたい人は契約者を家族に分散する などして複数の端株とするのがベストでしょう。1株未満は現金支給というのも本当です。

T陽生命と経営統合を進めているD同生命は去年株式会社化を決定 し、この4月に上場される予定となっており、一株(一口)約30万円となる見通しとか。経営統合する同士ですので、T陽生命もその辺になる筈です。1株約30万円の見通しというのも、確度の高い情報です。

以上の点を踏まえると、3月中に2000〜2500万程度の終身保険(当然入院特約付き。金額もマックスにしておく)を契約して1回目の保険料を支払い、4月になったら解約する(もしくは引き落とし口座を2ヶ月間カラにしておいて自動的に失効させる)と、保険料一回分1〜2万円の支払で配当金20〜22万円をゲットすることとなり、差引約20万円の利益(現金)が手元に残る計算になります(割り当ては7月頃の予定)。基準日については、(不明確な所もありますが)1番遅くとも、 平成14年3月31日が基準日となるかと思います。

そうすると、 現在時点で(2月28日で)契約成立しても、保険契約日は、4月1日 になります。つまり、もう手遅れなのです。勿論1億円の終身保険にして同様の手順を踏めば利益は70〜80万円となる計算にはなりますが、3千万以上の保険は審査などが厳しくなるので一般人にはハードルが高い(会社経営者や自営業者であればすんなり行く筈)という事と、前述のとおり株券で貰うことになるので来年4月に上場されるまで現金化が難しくなるのと、上場後値下がりするリスクもある点がネックになる筈です。

先ほども書きましたが、支払い保険料(掛け金)の総額が、1番大事な 基準なので、ただしくありません。いずれにしても3月中の契約と1回目の保険料払い込みが条件となるのでお忘れ無く。ここも大いなる誤り。

たしかに、1回目の掛け金を納めることにより、 保障は開始されますが、契約日は、どうあがいても、4月1日以降です。 また、大同生命は、1回目から口座振替をすることが90パーセント以上 なので、無理です。今になってふと、思ったのですが,これって大同生命 の関係者が保険募集するために故意に流したデマでは、と勘繰っています。

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