PART2 独立・副業・資格で大いに稼ごう
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.サラリーマンと事業主はどこが違うか(11/1)

サラリーマンと事業主では、いったいどこがどう違うのでしょうか。

サラリーマンは人のために使われている、労働の提供をしてその対価として賃金をもらう、ということです。しかし、経営者は自らの考えで自らの行動をとり、その結果、収益を得るのです。片方は使われている、片方は自分を使い、人も使うのです。

会社にいれば、毎月決まった日に給料が支払われます。ボーナスもあるでしょう。ある面では、ラクかもしれません。人事異動で左還されたり、人間関係に悩んだりすることもあります。会社にはいい上司もいれば、悪い上司もいます。派閥抗争に巻き込まれて、とんでもない立場に立たされることもあります。しかし、独立すれば、自分と気の合う人、本当に信頼できる人とだけ付き合っていればいいのです。そのあたりが、サラリーマンと個人の違いで、自分で付き合う相手を選べることです。

このように、主体性をもった経営者となるか、サラリーマンとして雇われの身でいるかは、一生を考えたときに大きな違いを生みます。サラリーマンである限りは、コースが一つに決まっています。そして、常に上と下との板挟みです。定年を迎えても、再就職先はないということもあります。

もちろん、社長には社長なりの苦労がたくさんあります。しかし、社長であるならば健康である限り、会社が続いている限り、定年はありません。社長のあなたが頑張れば頑張るだけ、資産を増やすことができます。人材をたくさん集めることもできます。このようにして、あなたの事業は際限なく希望が広がっていきます。

とはいえ、独立開業した人がすべて成功するとは限りません。ですから、独立心旺盛で、体力もあり、前向きな人には独立開業をすすめます。しかし、自分は他人を頼っていないと生きていけない、自信がないという人は、サラリーマンとして会社勤めをしながら力を発揮すればいいのです。人には向き不向きがあります。

これからの日本は、自分の実力が発揮できれば、どんなことでもできる時代になります。そういう時代がやっとやってくるのですから、自らのチャンスをつかみとることが、これからの人生を豊かなものにしてくれるはずです。

サラリーマン生活はラクかもしれないが、事業を起こす人には、それを超えた大きな希望と夢の実現が待っています!

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