PART3 外国の金融商品で儲けるコツ
1.
円高は、あなたの知性を高めるチャンス!(12/9)

注意:これからのコラムは数年前の話が含まれています。よって文中にある金利、利息、などの数字、会社名などの固有名詞は現在のものとは異なる部分が出てきます。考え方を教えるものですから、参考までにお読み下さい。

(現在のものとは異なる部分が出てきます。参考までにお読み下さい)

日本では円高になると、「円高で困った」と盛んにいいます。しかし考えてみると、日本の円の価値が高くなるというのは、実は少しも損なことではないのです。円高になれば、円をドル、ポンド、マルクなどに変えるとき圧倒的に有利です。つまり、円通貨が外国の通貨に対して威力を増す、ということです。

要は、円高をいかに利用するかです。身近なところでいえば、円高のときに、海外から品物を個人輸入したり、海外ブランドなど外国製品を買ったり、必要な日用品・衣類を安く手に入れるのです。この機会に、海外旅行を楽しむのもいいでしょう。

ドルは世界の基軸通貨で、世界中のほとんどの国で通用するわけですから、強くなった円をドルに替えて海外旅行をすれば安上がりです。 この国際化時代を迎え、日本人ほど英語が下手な国民はありません。円が高くなったときこそ、海外に出て生きた英語を学ぶことです。英語をマスターする近道は、英語づけの生活をするのがイチバンなのです。日本にいて、英会話学校に通っても、外国で通用するレベルまではなかなか到達しません。

もっと賢い人は、円高になったときには、円をアメリカ・ドルとかオーストラリア・ドルなどの外貨に替える―いわゆる外貨預金をします。それも、定期預金ではなく普通預金にしておき、円安になったときに外貨預金から日本の円に替えるのです。これは、外国通貨と日本通貨との交換差益を利用し、為替で儲けるという高等技術です。

円高はチャンス!外貨預金をしておき、円高になったら外貨を円に替えて儲けよう。

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