PART3 外国の金融商品で儲けるコツ
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海外生活者や旅行者は外貨のままで預金をしよう(12/14)

注意:これからのコラムは数年前の話が含まれています。よって文中にある金利、利息、などの数字、会社名などの固有名詞は現在のものとは異なる部分が出てきます。考え方を教えるものですから、参考までにお読み下さい。

(現在のものとは異なる部分が出てきます。参考までにお読み下さい)

外国留学や海外勤務で海外生活をする人、海外旅行を年に何回も楽しむ人もけっこう多くなりました。こんな人は、もともと金利が高いアメリカのドルやイギリスのポンドなどに交換して預金しておき、外国へ行ったときには、その国の通貨で生活することをおすすめします。

フランスやドイツなどでも同じことです。どこの国に行くにしても、あらかじめ外貨に替えておいて、海外へ行ったときには、それぞれの国の通貨を使い、旅行や勉強をする。これがもっとも賢い外貨預金の利用法です。
 日本は金利が安いから、海外の銀行にお金を預けて高利回りを期待することも当然あります。しかし、これからの私たちは、海外旅行に行く機会がたくさんあるわけですから、外国の銀行にお金を預けておき、旅行先などでいつでもお金が引き出せるようにしておきたいものです。もちろん、日本国内で外貨を引き出し、海外に行っても何の問題もありません。

最近は、広い国土、たくさんの自然、コセコセしない生活を求め、外国に定住したいという人も増えています。日本より物価が、かなり安いことも魅力のひとつでしょう。しかし、何といっても、若い人は海外での生活を体験し、国際人としての力をつけておくことが、日本国内で仕事をするにしても大切な時代になっているのです。日本人は、どちらかというと島国根性で、海外の人とあまり交流をしたがりませんが、それでは世界から取り残されていくだけです。

アジアでも、ヨーロッパでも、アフリカでも、どこの国の人とも交流しながら、国際人として生きていかなければなりません。日本人だけが、かたまっている時代ではないのですから。

ですから、外国の通貨に違和感を感じてはなりません。日本にいるときは円、海外ではその国の通貨を使うというように、世界を股にかける時代がやってきています。そのための外貨預金のしかたが、これからはより重要になってくるはずです。

外国で生活する、広く外国を飛び回るためにも、外貨預金は有効な手段となります。それが外貨預金の為替リスクを免れる最良の方法です。

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