PART3 外国の金融商品で儲けるコツ
7.
外貨預金に対して、銀行はどのようなサービスを行っているか(12/24)

注意:これからのコラムは数年前の話が含まれています。よって文中にある金利、利息、などの数字、会社名などの固有名詞は現在のものとは異なる部分が出てきます。考え方を教えるものですから、参考までにお読み下さい。

(現在のものとは異なる部分が出てきます。参考までにお読み下さい)

ブームになっている外貨預金に対して、それを扱う銀行はさまざまなサービスをし、個人からの外貨預金の獲得に力を入れています。

その中で、よく経済新聞などで見るのは、アメリカンのシティーバンクの活発な動きです。日本の銀行に比べて支店数が少ないため、それを解決する方法として、日本人スタッフが二四時間、いつでも日本語で対応してくれるシステムがあります。

これはシティーホンバンクといって、世界三八カ国から、二四時間三六五日通話料無料のフリーダイヤルで、支店と変わらないサービスを利用できるものです。外貨預金の取引や海外送金なども、口頭で指示するだけで大丈夫なようになっていたり、プッシュホンの操作により、アメリカドルの定期預金を開設したり、アメリカドルの売買をしたりすることもできます。また、二四時間ATM稼動で、手数料なしです。

さらにシティーバンクの魅力は、世界七五カ国以上にわたり、現地通貨での引出しができることです。とくに日本人は、海外旅行をたくさん行っていますので、シティーバンクのATMでお金を引き出すことができるというのは、便利なだけでなく大変トクすることも多いのです。また、日本の総合口座による定期からの借入れのように、外貨の定期預金を担保にして、預入れの八割までの金額を借りることもできます。

比較的人気のあるオーストラリア・ニュージーランド銀行では、現地支店に、日本にいても預金口座が開設できるようになっています。これは、オーストラリア、ニュージーランドで自由にお金を引き出すことができるわけで、これらの国に行く機会の多い人は、口座をつくったり、外貨の定期預金をしておくといいでしょう。

また、イギリスのロイズ銀行では、外貨定期預金の満期日に合わせて、わざわざ円に替えないで、直接ほかの外貨定期預金に変更することもできます。これには若干の手数料がかかりますが・・・。

私たちは、日本の銀行の利用方法しか知らないし、日本の銀行意外ほとんど利用しませんが、広く海外の銀行を活用し、その有利さをうまく利用していくことも、これからの時代には大いに必要となるでしょう。

海外の銀行は、日本には見られない二四時間体制サービスがあり、なおかつ電話での預金ができるなど、メリットの多いサービスが受けられます。

 

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