PART4 株式投資で賢く儲けるコツ
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株はどこで売買すればいいのか(1/6)

注意:これからのコラムは数年前の話が含まれています。よって文中にある利回り、日付、数字、会社名などの固有名詞は現在のものとは異なる部分が出てきます。 考え方を教えるものですから、参考までにお読み下さい。

(現在のものとは異なる部分が出てきます。参考までにお読み下さい)

「株で儲ける」といっても、どこで、どのような手続きをして、どういう売買をすればよいのかは、そう簡単にわかることでありません。しかし、慣れてしまえば、さして難しいことではありません。 株を売買するには、証券会社に行きます。あなたの資産があまり多くないときには、あなたの資産にあった証券会社のほうがいいでしょう。小さな証券会社ならば、担当の営業マンがさまざまな情報を提供してくれます。

最初に株を買うときは、通常一千株単位ですから、あなたの買いたい銘柄の株価が五〇〇円ならば、その株を買うには五〇万円と若干の手数料が必要です。そして、印鑑と運転免許証などの身分を証明するものをもって証券会社へ行くと、口座をつくってくれます。これは銀行の口座と同じようなものです。口座を一度つくれば、いちいち証券会社に足を運ぶ必要はなく、あなたは電話一本で売り買いができます。その売ったり買ったりの報告は、必ず証券会社から自宅に届きますから、それを確認すればいいのです。

株を最初に買うときには、お金が同時に必要ですが、次に買うときには四日以内に新たなお金を銀行から振り込むか持参しなければなりません。もちろん、最初に買った株を売って、その範囲内で買う場合は、その必要はありません。売った場合は、四日後にあなたの口座に入ることになっています。それを証券会社の口座にそのまま入れておくか、証券会社から自分の銀行口座に振り込んでもらうかは、あなたの自由です。

しかし、しょっちゅう売ったり買ったりしていますと、儲けたり損したりということになります。一度売買したら少し休んで、ゆっくり次の銘柄を探すほうがいいでしょう。一度売ったお金は、銀行の自分の口座に戻してもらうことも一つの方法です。

また、株を売ったときと買ったときには、証券会社に手数料を支払わなければなりませんし、その他に税金も少しかかります。ですから、売る場合には、手数料と税金を超えて値段が上がらなければ、儲けにはなりません。このように、ある程度ハンディがあることを承知しておかなければなりません。

比較的小額で株を買うなら、中小の証券会社のほうが情報提供などのサービスがきめ細かくて便利!ただし、口座をつくらないと取引はできません。

 

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