PART4 株式投資で賢く儲けるコツ
4.
株の銘柄に関する情報はどこで手に入れるのか(1/8)

注意:これからのコラムは数年前の話が含まれています。よって文中にある利回り、日付、数字、会社名などの固有名詞は現在のものとは異なる部分が出てきます。 考え方を教えるものですから、参考までにお読み下さい。

(現在のものとは異なる部分が出てきます。参考までにお読み下さい)

どのような株を買えばいいか、いつ売ればいいかは、株式投資をする上で非常に重要な問題です。はっきりいって、証券営業マンのいうとおりに株を買ったり売ったりしてはなりません。あなたは、営業マンから見れば赤子の手をひねるような存在です。先方はプロで、こちらはアマチュアです。株の理論や情報については、圧倒的に先方のほうが詳しく多いのです。

証券会社の情報や売り買いに関するアドバイスは、自分たちが儲けようということからきているにすぎないのです。「儲かりますよ」と断定的な言葉を使っても、それがすべてあたるとは限りません。おそらく二、三割しかあたらないでしょう。もし、全部あたっていたなら、世の中に株で損している人は一人もいないはずです。

証券営業マンのいうことは単なる情報であり、けっしてそれを鵜呑みにしてはなりません。株の情報は、株式に関する専門誌や日本経済新聞、その他の雑誌など、さまざまなものがあります。イチバンいいのは、雑誌に載っている「これから儲かる銘柄」というような感じの記事を読んで、株価がどのような位置にあるかを、よく見ることです。将来性があるかどうかも、記事には書かれているはずです。それが新しい分野に進出する、時代の波に乗ったマルチメディア関連のものであるとすれば、見込みがあります。株は将来性を買うもの。誰もが知っている儲かっている会社の株は、そんなに上がるものではありません。むしろ、そんなに儲かっていない、赤字である。しかし新しい商品が売れ始めている、というような銘柄を選ぶことが必要です。

また、自分の友人・知人の中で、非常に景気が良くなってきたなどというところに勤めている人がいれば、その会社の株を買うのもいいでしょう。このように、身近なところから情報を得ることも、株式投資の上手な方法といえるでしょう。

銘柄を選ぶからには、それなりの勉強をしなければなりません。その勉強をした代償として、あなたは株で儲けることができるのです。自分でよく調べ、自信をもって買った銘柄は、少し下がったとしても「まだまだ、この先上がる」という自信がありますから、じっくり待って、値上がり利益を得ることができるのです。

証券会社の銘柄情報・推奨銘柄を安易に聞かずに、買う銘柄は自分で調べて決め、買ったらじっくり値上がりを待つこと!

 

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