PART5 副業で儲けるあの手この手
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得意のパソコンを利用して小遣稼ぎを(1/20)

いまの若い人たちは、パソコンやワープロはお手のもののはずです。とくに、最近の就職活動では、インターネットが使えないようでは不利だといわれています。多くの人がパソコンをもち、インターネットやパソコン通信に加入し、毎日のようにアクセスしているはずです。

会社に入っても必ずパソコンがあり、電子メールを通して自分の行動を報告し、また指示を受けるということで、まさに現在はマルチメディア時代なのです。それに、二〇代、三〇代の人は、パソコンに対する適応力はきわめて強いようです。何しろ小さい頃から、コンピューターゲームに熱中し、遊んできたという基礎がありますし、考え方もデジタル思考です。

ところが、五〇代、六〇代のおじさんたちは、パソコンを見るだけでも嫌悪感を感じています。マニュアルを読んでも何が何だかわからない、画面に何かが出てきても、次にどうすればよいのかわからないのです。 若い人は、マニュアルをちょっと見ただけで、適当にキーボードをたたき、マウスを操作し、難なくこなしてしまいます。感覚的にパソコンと一体になれるからです。

こういう感覚を生かし、机のパソコンを前に困っているおじさんに、個人的に教えてはどうでしょうか。一日に五千円でも一万円でももらって、自分の上司や知り合いを探して、わかるまでとことん教えるのです。 これは、賢いサイドビジネスであり、人助けにもなるのです。あなたがいままでいろいろ投下して身に付けたパソコンの能力が、今度はお金を生む材料になるのです。自分の才能を生かす仕事をぜひ考えてみましょう。

いまでは、パソコンを教える塾もあちこちにできています。そのような塾は、だいたいサラリーマンが対象ですから、アフターファイブのものが多いのです。その点でも、会社が終わった後に行うアルバイトとしては最適のものといえます。どこの塾でも、できるだけ人件費を少なくしたいと考えていますから、正社員は雇いません。あくまでもサラリーマンなどのアルバイトが主流なのです。

パソコンが苦手という人はけっこう多いもの。教え方さえうまければ、あちらこちらから引っ張りだこになること請け合いです。

 

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