相変わらず独立開業意欲が盛んです。女性の独立では、お店を持ちたいという意欲が強いようです。中高年者の場合も、定年を前に退職し、何かお店をやってみたいという相談が多いそうです。
そんななか、簡単にできるのが喫茶店やスナックなどです。というのも、あまりノウハウがなくても、トーストやハンバーガーなどができれば、いくらでも開店できます。あとは、かっこうのいい店にすればいいのです。
しかし肝心なのは、いかに人を集めるかです。コンビニで立ち読み歓迎という雰囲気があるのは、立ち読み客がたくさんいると、人が人を呼び、お客さんがけっこう入ってくるからです。書店でも週刊誌などの立ち読み客が多いと、ついつい引き込まれ、単行本やマンガ本を買ったりしてしまいます。
それと同じで、喫茶店も人が全然いないと入る気がしません。とくに、店の立ち上げ時が大切で、「ここのコーヒーはまずいのではないか」「ここのサンドはまずいのではないか」という評判がたってはおしまいです。こういう店で求めているのは、お客さんになってくれるバイトです。もちろん、長期的にはできませんが、ある程度お客さんが安定するまではできます。
ただし、一日中席を変えて、そこで働かなくてはならない、つまり何杯もコーヒーを飲まなくてはならないので、ある程度大変な面もあります。要領がわかってくれば、何杯も無理して飲む必要はなくなってきます。
このような店の立ち上げ時は、喫茶店だけでなく、ラーメン屋さんでも何でも、とにかくお客さんがたくさん入っているというイメージをつくりたがるお店では、サクラバイトをけっこう求めているものです。
これらのバイトは、短期バイトとしてアルバイト情報誌にも載っていますが、友人知人を通してバイトをすることもできます。もちろん、夜だけでなく昼間も必要ですから、外回りの営業マン、時間に余裕がある人、土曜・日曜が空いている人のバイトに向いています。