PART6 資格・特技で儲けるあの手この手
4. 調理師の免許をもって独立開業をねらう(2/15)

 調理師の免許をもつことで、レストランや日本料理店などで腕を振るうだけでなく、自分の店をもち、多くの人に自分の素晴らしい料理を提供し、喜んでもらえる―こんな素晴らしい仕事ができるようになります。

 この調理師は、都道府県知事の免許となっていますが、自分の力を十分に発揮できる、夢のある仕事のせいか、この資格には、毎年全国で五万人の人が受験をしています。

 最近では、共働きの夫婦が増え、家で食事を作らない人が多くなりました。これにはまた、料理は妻が作るものだという時代から、お互いに家事を分担し合うという時代になったことも多きな理由になっていると思いますが、どうしても外食するということが増えてきます。この傾向は、今後ますます強くなっていくでしょうから、調理師の資格をもつということは、職業としては大変有利なものとなるはずです。

 調理師の学校は全国いたるところにあり、資格は学校に通って、そこで勉強して取ることになります。中学校を卒業していれば誰でも入学でき、昼間でも夜でも一年から一年半勉強すれば、獲得できます。毎年二回程度試験が行われ、受験料は五千円となっています。合格率は七〇%を超えていますので、必要な技能を身につければ、いつでも調理師の資格が取れるといってもいいでしょう。

 調理師の資格をもつことで、料理店に勤めることもでき、開業することもできるというように、活躍の場もいろいろなバリエーションがあります。また、日本料理は海外でも大変人気がありますから、海外に活動の場を求めている人にとっては、調理師は絶好の資格となります。

 もちろん、メジャーな調理師になるためには、それ相当の有名な料理人の下で、修行をしなければなりません。本当の意味での調理師としてのグレードを上げる、力をつける、独自性を出すことができなければ、自分を主張したお店をつくっても、なかなか一人前として認められない世界でもあります。

 ただし、この調理師の資格をもって副業を考えるのであれば、この二十四時間時代では、自分の空いた時間を利用できる職場はたくさんあります。

外食傾向がますます強まっている時代では、人間の食生活に関する資格をもつことは、まさに食うに困らない仕事を手に入れることになります。

外食傾向がますます強まっている時代では、人間の食生活に関する資格をもつことは、まさに食うに困らない仕事を手に入れることになります。

 

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