いまや世の中はカード時代です。それは、カードにはメリットがあるからです。その最大のメリットは、カード一枚で買い物ができることです。それに、海外に行ったときにドルやポンドなどの外貨と取り替えられたり、ショッピングやレジャーに使えるなど、さまざまな機能があることです。カードによっては、映画の割引、航空券やJRの予約ができたり、海外旅行保険がセットされていたりします。
このカードの使い方をよく心得て、上手に使うことによってのみ、カードのメリットを受けられるのです。頭のいいカードの使い方とは、そのメリットを活用することです。しかし、このカードの使い方を誤ると、カード地獄に陥り、毎月毎月、決済に追われる生活を強いられることになってしまいます。
もちろん、あなたに信用がなければ、カード会社がカードをなかなか発行してくれません。つまり、カードを持っているということは、カードの内容によって、あなたの社会的信用、クレジットを示しているわけです。
クレジットカードと一口にいっても、いろいろな種類があるので、自分に合ったカードをつくり、活用することが必要です。その一つには、国際ブランドのカードがあります。これは世界中どこでも利用できるカードのことで、VISA、Master、JCB、アメリカンエクスプレス、ダイナースクラブなどが代表的なものです。何枚かカードを持っているとしたら、一枚だけはこの国際提携のカードにしておきたいものです。
日本で発行する基本的なブランドとしては、銀行系のカードと信販系のカードがあります。銀行系のカードは、三和銀行系のJCB、住友銀行系のVISA、第一勧銀、富士銀行系のUC、東京三菱銀行系のDCなどです。信販系は、信販会社をバックにした日本信販系のNICOS、オリエントコーポレーション系のオリコなどです。
その他に、デパート、スーパー、自動車会社、ガソリンスタンド、広告会社などが発行するカードなど、さまざまなものがあります。