PART7 頭のいいカードとお金の使い方
. 郵便局・デパート・スーパーにもカードがある(6/23)

 郵便局にもカードがあります。郵便局のキャッシュカードと合体したもので、ジョイントカードと呼ばれています。ジョイントカードの提携先は、現在約60種類。信販会社だけでなく、大手デパート、スーパー、地方自治体はもちろん、外国シティーバンクなど、大変幅広くなってきています。
 もちろん、ジョイントする提携先によって、特典やサービスも違ってきますので、どんな特典があるかを調べた上で選ぶといいでしょう。
 VISA、Masterなどの国際カードとも提携できますので、海外での利用もOKです。さらに、郵便貯金プラス信販系プラスデパートというように、三つの種類のカードが一つになったトリプルカードもあり、「郵便局もなかなかやるな」といった感じの便利なものができています。しかも、郵便局のカードは、民間の金融機関の発行するカードに比べて、手数料が安いといった面もあり、カード選びの一つのポイントになるでしょう。
 スーパーやデパートなど、流通系のカードも多く発行されるようになりました。これは、スーパーやデパートの競争の結果できたもので、ほとんどのカードは、買い物が5%引きになるサービスがあり、大変メリットがあります。ときには、10%割引優待セールなどの案内も送られてきます。
 お中元・お歳暮の時期になると、贈答品を特別価格で購入できるなどというメリットを盛り込んだ案内がきたりします。
 また、デパートやスーパーでの買い物だけでなく、提携の店や海外でもサービスが受けられます。デパートによっては、直営映画館の料金が20%引きになったり、レンタカー料金が10%安くなるなど、それぞれ独自の趣向を凝らしたサービスを行っています。
 ですから、流通系のカードを選ぶときには、どんなメリットがあるかをまず調べる必要があります。基本的な銀行系のカードと違って、ひとつのデパートだけでなく、自分が買い物に行く場所にあわせてカードをつくっておくべきでしょう。


銀行系だけでなく、郵貯のカード、流通系のカードなども、多くのメリットをもち、名前のサービスを提供しています。

 

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