PART7 頭のいいカードとお金の使い方
7. カードを紛失したときはどうしたらよいか(7/28)

カードを紛失したときに真っ先にしなければならないのは、カードの機能をストップすることです。これは、カード会社に連絡すれば手続をしてくれます。紛失したときは、たとえ休日や夜中であっても、カードの悪用を防ぐために、この連絡は必ずしなければなりません。また、警察への届け出も必要です。
 「そのうち届け出ればいい」などと、のんびりしている人もいますが、とんでもないことです。さらにひどいのは、紛失したことにも気付かないという、カードの管理の悪い人です。このような人は、後で大変な負担を負うことになります。このような紛失や盗難に備えて、カード会社の連絡先と自分のカードナンバーは、必ず手帳に控えておきましょう。
 最近では、携帯電話にも番号を入力できますので、カードなど必要なものは、他人にはわからない暗号で入れておくのも一つの手です。
 ところで、何種類ものカードを持っていると、連絡先がわからないことがあります。このような人のために、サリュ−クラブというのが活用できます。
 これは、全国のクレジット会社が共同で設立した信用情報機関であるCICのクレジットセキュリティーサービスのことで、カードを紛失した場合、自分のクレジットデータを知りたいときには、サリュークラブ会員専用のフリーダイヤルに電話するだけで、必要な情報を教えてくれます。
 電話番号は0120−860−333で、二四時間受け付けています。
 もし電話が混んでいても、粘り強くアクセスすることが大切です。


カードはお金と同じ。カードを紛失したら、即刻カード会社に連絡し悪用されるのを防ぐことです。

 

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