ダンサーインザダーク

text : NYX

 

<キャスト>

ビョーク   カトリーヌ・ドヌーブ   デビッド・モース  他


<監督>

ラース・フォン・トリアー


<概要>

工場で働いているセルマ(ビョーク)は女手ひとつで息子のジーンを育てている。

 

周りには親友キャシーや隣人ビル夫妻、セルマに思いを寄せるジェフらに支えられ、

友情に包まれていた。

 

しかし、セルマは遺伝性の病のために視力を失いつつあり、

息子ジーンも手術を受けないと同じ運命を辿るという秘密があった・・・

 

愛する息子のために懸命に働くセルマ。

しかし、運命は思いもかけない方向へと流れていく・・・・・


<さて、探偵の感想は?>

本作を飾る言葉に「涙と感動」というのを見かけますが、

その程度じゃ許せない気すらします。

 

 

ここには

子を想う母の愛情だけでは済まされない、

もっと深いものがあります。

 

 

この映画を見て、救いがないと言う人もいます。

 

 

たしかにその無慈悲な状況に、やりきれなさを感じる人も多いでしょうが、 

自分はこれを観終えた時、やるせない想いと同時に

奇妙な安らぎというかなんか変な気分になりました。

 

 

なんせラストが凄まじい。涙がダーっと流れてきます。

 

 

最近映画で泣いてない人、これを見れば泣けます。

お勧めです


<では、点数をどうぞ!>

 

子を想う母親の思い以上の・・・・何でしょう?

 

 

【85点】

 


<編集担当者のヒトコト>

おぅ。

大絶賛じゃないですか。

実はこのページの編集、掲示板でこの映画の話が出た後でやってるんですが

「やるせな〜い気持ち」になる映画っていう話だったんで

てっきり、駄作系の映画だと思ってましたヨ。

 

「やるせない気持ち」にさせることができる映画という事なのですね?

 

 

 

っていうか、今思い出したんですけど、このレビュー書いた人って

確か、めっちゃビョークのファンじゃなかったですか?

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