LAコンフィデンシャル text : A.T.
<キャスト> ケビン・スペイシー ラッセル・クロウ ガイ・ピアース ジェームズ・クロムウェル キム・ベイシンガー ロン・リフキン マット・マッコイ 他 <監督> カーティス・ハンソン <概要> 1953年のロサンゼルス。
街のギャング、ミッキー・コーエンが脱税容疑で逮捕され、 縄張り争いが激化していた。
そうした中、ダウンタウンの「ナイト・アウル・カフェ」で、 6人の男女が殺される事件が発生した。
被害者の1人は、免職されたばかりの元刑事だった・・・ <さて、探偵の感想は?> この映画はかなり期待して観に行ったんだけど、 期待を裏切らない作品であった。
基本的にサスペンスは好きなんだが、 脚本がよくできていて、最後まで楽しめた。
2時間以上あるわりには、全然長く感じなかったし、 ストーリーが複雑というのもあるが、数回観る価値はあると思う。
ケビン・スペイシー、ラッセル・クロウといった渋い役者が出ていて 見ごたえ十分。
この映画にはまともな善人が一人もいない。 みんな何か企んでいて、そのしがらみが色々交差していく。
この作品の登場人物は非常にリアルなのである。 <では、点数をどうぞ!>
複雑なストーリーと、登場人物の描き方に高評価。何度見ても飽きない
【90点】
<編集担当者のヒトコト> 「何度も見て徐々に内容を解き明かしていく」 というのは、サスペンス物の持つ特徴のひとつと思われますが、 「何度も見る気にならない」という作品が多いのも確か。
その点、この作品は心配ないようです・・・
最近、高い評価の作品が続いています。 ハズレを引く確率が減ってきているのでしょうか! 久々に、コテンパンな批評を読んでみたい気もしますねぇ・・・ |