| ■張込みは張込む前から始まる |
| Before stakeout |
素行調査をするには尾行・張込が必要です。
さきにも書いたように尾行・張込の割合は圧倒的に
張込の割合が多く、簡単に張込と言ってもただ単に対象者宅や
対象者の勤務先前に突っ立っていれば良い訳ではありません。
ただ単に突っ立っていれば【住宅街なら１時間】、
【商店街などで２時間】程度 張り込むと周辺の人達から
不審な目で見られ、警察に通報される事もあります。
そうされない様にするにはどうしたらいいでしょうか？
答えは簡単です。不審に思われる前に周辺の人達に事情を説明し、なぜ何時間も同じ所にいるのかを
説明すればいいのです。
事情を説明と言っても決して「浮気調査中で○○マンションの２０１号室の女性を張込中なんです」
などと本当の事を言ってはいけません。
「架空のストーリー」を作り事情を説明します。
例えば、商店街なら市場調査や交通量調査などが有効です。
「○○商店街の客足を調査しています」と朝一に伝えておけば、不審がられる事はまずありません。
しかし、この場合、いかにも市場調査をする格好が必要です。
簡単なものでいいが時間単位で交通量を記入出来る表などをパソコンで作り、アルバイトの氏名などを
記入する欄などがあると更に真実味が増すでしょう。
本当にそれらしい格好をしていると近所の人達から麦茶の差し入れなどをもらう事も・・・。
ここで言いたい事は、張込をする際には前もって準備をしていく必要があると言う事です。
勿論、上記のように手の込んだ仕込みをする必要はないかもしれませんが、張込をする際にただ単に
「友達を待っているんです」だけでは１時間も２時間も不審がられずに張込む事は難しいでしょう。
もう少し手の込んだ「架空のストーリー」を考えてから張込を行なって下さい。
先日、依頼のあった案件でも「２日間、マンションの前で張込んだんですが対象者が出て来ないんです」
と言う事で依頼者様の話を詳しく聞いてみると対象者は原付バイクで移動する為、依頼者様もバイクを
用意し、マンション前にて対象者が出て来るのを張込んでいたそうです。
しかも対象者とは顔見知りの為、バイクで張込んでいる際にはず〜っとフルフェイスのヘルメットを
被っていたそうです。朝８時から夜８時まで。よく警察署に連行されなかったものです。
もちろん、それだけ不審な人物が自分のマンションの前にいるのですから気付かない方がオカシイですよね。
言うまでもなく、その後、当社が調査を行なった際には対象者の警戒度は非常に高いものでした。
探偵といえば「変装」？実際の調査では・・・
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