9回の入籍と離婚 でも戸籍は真っ白!(中編)

〜知能派サギ師の手口〜


 

優秀なサギ師

人の10倍努力し、100倍ラクをする

 

 

新婚早々340万円を巻き上げてトンズラ

 

外野から見たら、突飛に戸籍謄本を見せてくるあたりから

ウサン臭いオヤジやと思ってしまうんやが、

当時のオジョーサン方には効果絶大やったらしい。

 

中小て言うても会社社長。見るからにハブリもよさそうやし。

そこにもってきてまっさらの初婚!

 

10点リードのところに満塁ホームランが飛び出た

みたいな信頼感があったんやろな・・・哀れ。

 

 

被害者の女性B子さん(当時44歳)の場合、

最初のデートの"ホームラン"(戸籍謄本)でもうメロメロや。

そのまんまホテルに直行、数日後に入籍したていうから、

さすがプロや。仕事速いなぁ。

 

 

このB子さん、Aとの新居はマンションやなくて6畳一間のアパートやった。

物件が決まるまでの仮住まいやから仕方ないてB子さんは思っとった。

 

そないしたら結婚入籍から1週間もたたんうちに、

夫のAはこう言うてきよった。

「副業で宝石加工業しとるから、

ダイヤの指輪(300万)をプレゼントしたいんや。

けど、加工費が10万ほど足らんから・・・」

 

「新居になるマンションを買うつもりなんやけど、

お金が足らへん。

銀行から下りるまで立て替えてくれへんかなぁ?」

 

 

B子さんは二つ返事で合計340万円を、愛する夫に預けたんや。

愛とは恐ろしい呪文やな。

 

 

 

もちろんその日を境にAは行方不明や。

やっと不信に思ったB子さんが興信所に夫の調査依頼。

 

ほんで、その報告書を受け取って仰天したんや。

 

 

ヒ、ヒエーッ!

 

 

かなり長いから、ここでまた休憩や!

次回で完結。カラクリをあばくでぇ〜!!

後編へ行く!

意見・感想を!!→掲示板へGO!


戻る