不景気の波はホステス稼業にもごっつう影響しとる。
金回りが悪うなりよったホステスが今一番望んどることは、
お客が来てくれること。
次いで出でくるんは「便利屋さん」。
理由は、細々とした雑用を手伝ってくれる人が必要やからや。
10人ぐらいのホステスと契約してお小遣いをいただくと、
結構な金になるちゅうわけや。
月に1人当たり契約金が5000円やけど、
月に5万円や。
後は、仕事の程度や難易度によって、
またホステスの気持ち次第でチップもあるんや。
せやけど、あくまでもホステスはんの生活の中での
雑用をサポートする役目であって、
恋愛関係を期待するような態度は
避けなければならへん。
人間関係やからどないな風に発展するかは分からへんが、
あくまでビジネスと割り切る。
30代のサラリーマンの○○さん
(仮名、大阪市在住・知り合い)は、
ちょっとばかしのきっかけで、
ホステスから相談や頼まれ事を
やるようになって1年半が経つ。
「いろいろな人間模様と人助けで、
ちょっとばかし金を稼ぐやなんて止められへんね」
ってゆう○○さん。
便利屋を上手に使うておるホステスは、
将来店を持てそうなママはんタイプの人が多いそうや