調査実録

[case2] 行方をくらませた同棲相手が残した大変な置き土産

依頼者は、東京都内のアパートで独り暮らしをしている女性、小田さん。
年齢は33歳で無職。ちょっとポッチャリしていて、ストレートの黒髪はショートカット。
ジーンズにジャンパーというカジュアルな服装をした、真面目そうな女性である。

依頼内容

小田さんからの相談内容は、突然、いなくなってしまった同棲相手の男を捜し出してほしいというもの。

対象者は野村という31歳の男性で、2人の出会いは、最近、何かとお騒がせの伝言ダイヤルサービス。約1年前から同棲を始めたものの、野村は仕事をせず、小田さんから金を引き出し続け、約380万円の預金がなくなった時点で、いきなり姿を消してしまったという。

ところが、野村がいなくなった頃から、小田さんのアパートに、知らない人間からの電話が頻繁にかかるようになった。深夜でもお構いなしで、その内容も、「タダでヤラせてくれるんだって?」といったヒドいものらしい。

話を聞くと、近くの駅や公園の公衆便所に、小田さんの実名と年齢、住所、電話番号に「いつでもタダでマ○コさせます」という文章が添えられた内容の落書きがかかれていたという。小田さんにかかってくる電話は、その落書きを見た酔っぱらいなどからのもので、最近では、日に20本ほどかかってくるそうである。そして、小田さんの話によれば、落書きに書かれている情報を全て知っている人物は、野村以外にはいないらしい。

つまり、この野村という男。結婚の約束を匂わせて小田さんから金を引き出し、ただ行方をくらますだけでは飽きたらず、とんでもない置き土産を残していったというわけだ。

もちろん、小田さんは警察にも相談したのだが、「証拠がない」と、まともに取り合ってもらえなかったらしい。

調査報告

野村の実家を調査してみると、野村はこっちでも相当な迷惑をかけていた。直接の借金はもちろん、携帯電話の料金は実家に付け回している。そのうえ、借金の保証人になってもらったまま、小田さんと同棲を始めた頃から実家への連絡も絶ち、実家の方でも警察に捜索願を出しているという始末である。

一方、小田さんの方は、電話番号を変更したにもかかわらず、未だに心ない電話がかかってきている。どうやら野村は、小田さんの番号を調べて、落書きを続けているようだ。

落書きの範囲も広がっているらしく、先日は千葉から「教育上よろしくないから、早く消しなさい」という電話もあったそうだ。教育熱心な人からのものであろうが、小田さんに電話するヒマがあれば、自分で消せばいいようなものだが.....。

さらに、先日、落書きの内容がインターネットの掲示板にも掲載され、野村の手からも離れた情報が独り歩きを始めている。

野村の行方は、住んでいると思われるエリアの目星はついているものの、現在も調査中。

それにしても、この騒動。元はと言えば、ちょっとしたイタズラ心からかけた1本の伝言ダイヤルサービスから始まったこと。皆さんも、充分、気を付けて欲しいものである。

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